世界一の焼とり店にするために
山を動かす〝バカ〟になりたい
八兵衛マネージャー 岡本 猛
入社して間もない頃、社長から聞いた話が印象に残っています。
「ある村で山の反対側に行くためにたった一人、手掘りで通路を作ろうとする人がいた。
最初はみんなからバカにされていたけれど、熱心に掘り続けているうちに、一人また一人と手を貸す人が集まり、ついに山の向こうに通じた。」
入社から17年、新店の立ち上げをすることもあれば、現場の責任者になることもある。
自分は一生、バカだと思いますが、そんなバカに力を貸してくれる人がいるから、八兵衛を世界一の焼きとり店にするという大きな夢を目指すことができるんです。
スタッフ紹介:八兵衛マネージャー 岡本 猛(37歳)
20歳で八兵衛前原店にアルバイトスタッフとして仲間入り。
翌年に社員となり天神店の勤務を経て、2015年にオープンした「BUTABARA TO THE WORLD」の店長に抜擢。
2016年にオープンした博多店の店長として若手スタッフから信頼を集める。
ハワイを舞台に新たな挑戦。
世界を基準に考えるレストランビジネス!
八兵衛チャイナタウンハワイ ゼネラルマネージャー 冨永 亮太 (31歳)
八兵衛で働きたいと思ったのは、入社当時、ロサンゼルスにお店があって世界を標準に合わせている数少ない飲食店だと感じたからです。
ホノルル店はハワイのオフィス街の隣、チャイナタウンにあります。
ここでは仕事の仕方やお金に対する考え方、休暇のあり方など日本とは全く違います。
休みはしっかり休んで、そのうえ利益も生む。出社前には趣味のサーフィンをすることもあります。
飲食業の常識を世界の基準に合わせ、生活と仕事のバランスを築いていくのがこれからのステージだと思います。
スタッフ紹介:八兵衛チャイナタウンハワイ ゼネラルマネージャー 冨永 亮太 (31歳)
学生時代に海外留学を経験。20歳で入社後、天神店・上人橋通り店の勤務を経て25歳で東京・六本木ヒルズ店の店長を務める。
チャイナタウンハワイ店オープンに合わせて海外勤務がスタート。
人材マネジメントから店舗運営を担う。
新しいムーブメントが起きる「Bekkan」で
人を笑顔にするホールスタッフとして活躍
八兵衛Bekkanホール担当 岡本 多輝子(28歳)
私が八兵衛で学んだのは「その場をもっと楽しくする」接客術です。
空気を壊さずにサーブして、会話がもっと弾むようにプロデュースする。
お客さまが楽しい時間を過ごせるかどうかはホールスタッフの腕にかかっています。
「Bekkan」では2017年8月に「シェフたちの夏休み」というイベントが開かれました。
世界から一流シェフが集まり目の前で料理をする姿にドキドキしましたね。
「Bekkan」は新しいチャレンジができる場所。
ここじゃなければできない体験がたくさんあります。
スタッフ紹介:八兵衛Bekkanホール担当 岡本 多輝子(28歳)
20歳で飲食業へ。カレー専門店に7年勤め、2015年11月に八兵衛に入社。
上人橋通店でホールを担当する。
2017年4月に「Bekkan」オープニングスタッフとして活躍。
得意なことは「人の顔を覚えること」。明るい接客に定評がある。
ハワイの食材を活かした
オリジナルメニュー
料理人としてのステージがますます広がっていく
八兵衛チャイナタウンハワイ ヘッドシェフ 遠藤 香(46歳)
ハワイに住む友人から八島社長を紹介してもらったのが入社のきっかけでした。
「博多の焼とり」というジャンルでアグレッシブにいろんなことに取り組んでいる姿を見て「この会社で働きたい」と思ったんです。
料理人として一番嬉しいのはハワイの食材が持つ魅力を最大限に活かして、他店ではできないメニュー展開ができること。
そして、ハワイには新鮮な食材だけでなく海や山の自然がある。アウトドアという新しい趣味ができました。
今後は若手を育成し、西海岸などメインランドでの出店を目指しています。
スタッフ紹介:八兵衛チャイナタウンハワイ ヘッドシェフ 遠藤 香(46歳)
27歳で渡米し、料理人としてのキャリアをスタート。2007年から7年間、世界的人気店「NOBU」の寿司シェフを務める。
「八兵衛チャイナタウンハワイ店」オープンに際して料理長として迎えられた。
趣味はマラソンと自転車、体を動かすのが好き。
言葉も文化も分からない
どんな場所だって
前を向いていれば新しい道を
切り拓いていける
海外事業部 マネージャー 工藤 竜司(35歳)
オープンのときは言葉も文化も分からずゼロからのスタートでした。
問題は次から次に出てきますが、できないことが多いからこそ達成したときの満足度は高い。
それに、日本で頑張っている仲間がいて、海外を舞台に活躍しているメンバーがいる。
情報を交換しながらお互いを高められるのが最高の環境ですね。
もちろん、不安もありますし立ち止まることもあります。
でも、いつも前を向いていれば後ろに倒れることはありません。
生まれて初めての場所だって、知り合いが一人もいなくたって、それだけでやっていけるんです。
24歳の頃からニューヨークの焼とり店に勤務し、30歳で八兵衛に入社。
帰国後、六本木店に勤務した後、2013年の台湾店オープンで店舗責任者に任命される。
持ち前の負けず嫌いを武器に海外の店舗展開を支える一人。休日は食べ歩きに捧げる。
1位 豚バラ 2位 鶏キモ 3位 エンドウ豆の串揚げ
◉常連さんから自分宛に手紙をいただき「いつもお心遣いありがとうございます」と書かれていて感動しました。
◉仲間と一緒に過去最高の売上を達成できたときです。
◉海外店舗の成功やさらなる出店計画のなかで、先頭に立つリーダーを目指しています。博多の焼とりを世界に―。これが私の目標になりました。
◉焼とりと言えば「八兵衛」と、全国、世界から言われる宇宙一の焼とり店になることが夢です。
「八兵衛に優等生はいらない。失敗してもいい。新しいことにチャレンジしてください」
ミーティングのときに言われて、前向きな姿勢で取り組むことができました。
「人の3倍、気を遣え」
自分本位な考えになっていたとき、先輩から言っていただきました。
「常にいまできる最高の仕事をしろ」
忙しくて盛り付けが雑になったとき、
自分より忙しい料理長からいただいた言葉です。