博多の焼とりと八兵衛のこだわり

博多の焼とりとは?

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壱、基本は豚バラ

博多っ子が焼とりと言えば、豚バラです。
博多っ子が東京に来て一番驚くのは、醤油ラーメンではなく、豚バラが焼とり屋にないことなんです!
東京では焼とりと言えば、鶏肉であることが多く、またキャベツもないのでさらに落ち込むのです。
まずは豚バラからお召し上がりください。

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弐、鶏だけではなく…

博多では『焼とり』と『串焼き』の意味の違いはありません。
鶏、牛、豚、野菜、魚介類等、串に刺せるものであれば、何でも焼とりになってしまいます。
果物までも焼いてしまいます!
最近では野菜などを豚バラで巻いた巻き串も人気です。

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参、キャベツが決め手

博多の一般的な焼とり屋は何も注文しなくても『酢ダレがかかったキャベツ』が出てきます。
キャベツと焼とりは切っても切り離せない関係なのです。
塩焼きの焼とりにはこの酢ダレを少しつけて召し上がるのも、なかなかイケてますよ。

こだわり

1983年の創業からつぎたしてつくる命のタレ

八兵衛のタレは、1983年の創業以来、つぎたしつぎたしの30年もの。旨みを増す大切な生きた酵母を生かすため火入れもしていません。このタレが、八兵衛の命と言っても過言ではありません。

炭は備長炭、純米酒吹付け

焼きにこだわるため、炭は備長炭を使用しています。また、炭の温度を高温に保つために、換気と給気にもこだわっています。もちろん、店内に煙が漏れないようにしています。そして、その高温の炭で純米酒を吹きかけながら一気に焼きあげます。

博多流の美味しい食べ方

塩焼き

キャベツには、自家製の酢だれがかかっております。実はこの酢ダレが焼とりにもピッタリなんです。
塩焼きはその酢だれをタップリつけてください。後味もスッキリすると思います。
お好みで卓上の柚子胡椒や七味ももお使いください。

タレ焼き

タレ焼きは辛子でどうぞ。八兵衛の特製タレは、辛子がとても合います。これぞ博多式!